層雲全国大会(長野・上田)へ下村鳴川
層雲ポスト 下村 鳴川
四月七日放哉忌。四月十日よたび四国遍路満願・高野山奥の院お礼まいり。四月二十六日キンダー追悼記念碑と新設山頭火句碑除幕式・披露宴の集いに出掛けた。播州山頭火句碑の園には山頭火の句碑としては日本一巨大なメイン句碑、山頭火石像など三十数基はあるだろう。それに今回の巨大追悼記念碑と句碑二基同時に除幕されたのである。驚きと云うより只々唖然としてしまうばかりだ。驚きと云えば井泉水句碑が同園から忽然と消えてしまつていたのだ。園内が狭くなったからか、それとも私の見間違いであろうか。参加者の誰一人気付いていないようだ。尋ね様にもこの参加者である。全く失望した。山頭火に対する熱々なフアンがいる反面、井泉水をはじめ自由律俳句の認識は稀薄である。
六月に入って体調の性か急遽、層雲長野大会に行って見たい気になり、鶴田育久氏に連絡をとる。OKの即答があり嬉しかった。六年ぶりの大会参加である。事務室の池田常男氏、大会開催地の滝沢忠義氏にも連絡して於くので、どうぞとのことで有り難いと思った。然し体調がもつだらろか持病再発は死と直結する心配もあり。いざ、参加となると交通の便から検討はじめる。東海道新幹線・長野新幹線ルート。新幹線名古屋駅・中央線ルート。大阪空港・松本空港ルート。それぞれ長所・短所があり迷ったたが、思い切って中央線ルートを選んだ。帰途は東京経由とした。東京方面・浜松方面の方々とご一緒出来るのではと思われたが外れた。六年ぶりの大会でもあり実に新鮮に思えた。滝沢忠義氏をはじめ山並の会の皆さんの適任適所の応対役柄が浦島太郎のわたしを熱くした。松尾あつゆきの著者、竹村あつお氏、寂光帖荻原桂子の研究者、香山知加子さんにも会えたことは嬉しかった。思ったよりお若いのには驚いた。
層雲賞に南家歌也子さん、寿老賞に青まさよしさん、村田徳子さん、が受賞された。おめでとうございます。大会翌日の栗林一石路の青木村。戦没画学生慰霊美術館・無言館。依田川腰越橋たもとの井泉水句碑。を訪ねる計画は圧巻であった。この行事なくばわたしの大会参加は有り得なかったと思う。滝沢忠義さんをはじめ山並の会の皆さんご苦労さまでした。本當に有難う御座いました。帰阪後もご心配していたゞいた、わたしの体調すこぶるよろしく大会の余韻に今だ浸っています。呵々
(平成二十一年六月 記)
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